リッチ・ガールガードは『グレートカンパニー 優れた経営者が数字よりも大切にしている5つの条件』にて、「戦略的基盤(市場、顧客、競合他社、競争優位性、変革者)」を土台として、「ハードエッジ(スピード、コスト、サプライチェーン、流通、資本効率)」と「ソフトエッジ(信頼、知性、テイスト、チーム、ストーリー)」を併せ持つことが企業の成功し続ける条件だと述べています。
そのうち特に「ソフトエッジ」が着目されているのは、一方の「ハードエッジ」に比べてコピーがしづらいから。デジタル時代はテクノロジーがかんたんにコピーできるからこそ、「ソフトエッジ」が差別化要因になっているのです。
そして、この「ソフトエッジ」を立てるのは人。今後ますます、コピーできない「人の価値」が競争力の源泉になっていきます。